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あさぎり通信「税務調査について~その4~」

2016.12.05 | お役立ち情報

 おはようございます。
あさぎり会計事務所の税理士の山根です。

 今年も早いもので、あっという間に師走となりました!
残すところ、あとわずかですが、今年の内に出来る事は済ませましょうね。

 さて、本日のテ-マですが、私のパ-トで前々々回からの続きで「税務調査関連」の内容です。
12月は、税務署の上期の締めなので、税務署側も調査を終わらせたい頃です。
私のお客様でも9月に着手された税務調査が、やっと終わりそうな感じです。

 本日は、税務調査の最終局面でよくある事を中心にお話します。
税務調査の締めの時の参考になれば幸いです。

★ ★ ★ ★本日のテーマ★ ★ ★ ★

● 税務調査について

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

■ 質問応答記録書等の署名について ━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 税務調査も最終局面になってくると、「質問応答書」「質問顛末書」「確認書」「申述書」など、
名称は様々ですが、書類に目を通してもらった後に署名を求められるケ-スがあります。
署名するって何か気持ち悪いですよね!!

 署名する事を断っていいのか?
 署名を拒むと何か罰則があるのか?

等々、悩むと思いますが、断って大丈夫です!
というか、断りましょう!

 税務署側が、何故、これらの書類を欲しがるかと言えば、否認する為の明確な根拠が薄い為、
自白供述として証拠固めをしたいからです。
 したがって、わざわざ協力する必要はないですし、しかも法律的にも義務ではありません
あくまでも任意です
 逆に言うと、強硬にこれらの書類に署名を求めてくる場合には、否認根拠が薄いとも取れますよね!

 過去の経験上、明らかに反省の意味を込めさせて(売上除外等明らかに悪質な場合)
署名させる場合もありますが、多くは、否認根拠が薄いケ-スが多いと思います。
 又、「一筆重課(注)」なんて言う俗語も有る位ですから、署名には慎重になりましょう!

(注)重課というのは重加算税の略で、字の如く、金額的にも処分的にも非常に重い罰則です。
 尚、税務署側は、納税者がこれらの書類に署名しない場合には、署名しない理由等を記載して
書類を完成させます。
 書類上は、署名があっても無くても証拠書類としては同じだとも言われていますが、
個人的には、何かあった時にはやはり署名が有る方が強いと思うので、署名は避けた方がいいと思います。

■ 税務調査終了の3パタ-ン ━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 税務調査の終結は3パタ-ンしかありません。

1. 申告是認
 一番良いパタ-ンで、何も修正しなくてよい、問題がないケースです。
 この場合、税務署から非違がない旨の通知書が送られてきます。

2. 修正申告書の提出
 一番多いパタ-ンで、指摘された事項を修正し、納税者が自ら申告書を提出します。
 この場合には、「不服申し立ては不可であるが、更正の請求はできる」旨などを記載した
 「修正申告等の法的効果の教示分」に署名・押印が必要です。
 分かりにくいかもしれませんが、修正申告書を出すと、後で気が変わっても、税務署を
 訴える事は出来ないという事です。
 どうしても、納得がいかなければ、修正申告書を出さない事です!

3. 更正処分
 上記2で、指摘事項に納得出来ず、修正申告書を提出しない場合に、税務署長が更正を行い
 税額等を決定し、その金額を納税しなければなりません。
 税額等が決定され、納税までしないといけません!!
 上記2と何が違うかと言えば、後で税務署を相手に喧嘩を売れるか、売れないかです。
 ・修正申告書を提出した場合には、訴える事が出来ない
 ・更正処分の場合には、訴える事が出来る
 ただ、一旦納税をしてからの戦いなので、資金繰りや勝敗等を考慮しないといけません。
 又、税務署側も、更正処分する時には税務署長までの決済が必要となり、手続きが非常に
 煩雑なので、出来れば修正申告して欲しいのが本音だと思います。
 税務調査の現場では、グレ-な部分が多いので、この様な心理状況を勘案しての駆け引きも
 必要かもしれませんね!

(その他)
 尚、上記2.3共に、追徴税額が発生した場合には、加算税と延滞税を本税の他に別途納付しなければなりません。
加算税等の説明は、後日解説しようと思います。

■編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

 税務調査の最終局面で、調査を早く終わらせたいと思い、安易に書類に署名したり、
修正申告書を出すケ-スが多いんですが、良く考えましょうね。
 調査を終わらせたいのは税務署側も同じですから、安易に妥協せず、時には駆け引きをしながら
税務調査を乗り切りましょう。

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