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あさぎり通信「同族会社の株式評価 ~類似業種比準価額~」

2015.08.17 | お役立ち情報

 おはようございます。
 あさぎり会計事務所の税理士の藤田です。

 今回のテーマは、「類似業種比準価額」についてです。
初めて知る方もいらっしゃるかもしれません。知って頂きたいのは、
同族会社の株式評価をする際は、その会社の財務内容だけでなく、
上場会社の株価も影響するということです。株価を算定したことが
ない会社は、一度株式評価をしてみてください。

★ ★ ★ ★本日のテーマ★ ★ ★ ★

● 類似業種比準価額について

■ 概要 ━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 類似業種比準価額とは、同族会社の株式評価をする際に使用する
数値のことで、事業の種類が同一又は類似する複数の上場会社の
株価を平均したものです。

 同族会社の株式評価の方法は、下記の分類に分けて次のような
計算式で算出します。

 下記の方式を見て頂ければわかりますが、どの区分の会社も、
類似業種比準価額に影響を受けます。過去から財務内容が同じでも
株価が上がってしまうケースがでてきます。

同族会社のオーナー等は、支配株主に該当し下記の様な評価となります。

<支配株主> 原則的評価方式

  大企業  類似業種比準方式(純資産価額方式(注1)選択が可能)

  中企業  純資産価額方式と類似業種比準方式との併用方式

  小企業  純資産価額方式(中会社の併用方式も選択可能)

(注1)純資産価額方式とは、時価ベースをもとに資産から負債を
引いて純資産価額を求める方法です。この為、決算書の貸借対照表
の金額とは異なります。

<少数株主>

  配当還元方式

■ 内容 ━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 下記の表は、1株当たりの最近の類似業種比準価額の推移です。

               (単年度の平均価格 単位:千円)

          H15 H20  H23   H24  H25  H26

建設業        172   121  106   109   161   173

卸売業        221  155  157  141   179  199

小売業        386  274  203  215   278  274

不動産業       416  212  196  207   290  281

サービス業      371  173  201  213   329  353

その他の産業     281  218  200  196   446  248

 類似業種比準価額は、平成20年のリーマンショックにより上場株式の
時価が下がり、平成23年 平成24年の価額が低くなっています。

 近年は、アベノミクスにより株価が上昇し、類似標準比準価額も高く
なっています。特に平成25年の価額が大きく上昇しています。

■編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 同族会社の株価評価は難しく、株価を認識されていない方も多い
かもしれません。上記で記載したように会社自体の財産状況等は
何も変わっていなくても、株価が上昇する会社もあります。

 株価対策は、どのような対策を行うか、またいつ行うかによって
効果が大きく変わります。

 一般的に自社株対策は事業承継・相続対策の一環で行われます。
自社株対策は、株価引下げ対策の他に相続人の遺留分問題、借入金
対策、社員の雇用、得意先との関係など様々なことに留意しなければ
なりません。税理士だけでは、解決できないケースも多くあります。
 あさぎりグループでは、弁護士などの他士業と連携し、ワンストップ
サービス、フィードバックシステムによるオーダメイドの提案により
様々な問題を解決できる体制を整えています。
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