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あさぎり通信「103万円の壁を誤解していませんか!!」

2015.08.03 | お役立ち情報

 おはようございます。
あさぎり会計事務所の税理士の山根です。

 本日のテ-マは103万円の壁についてです。

 よく、主人の扶養に入る為には、103万円以内に抑えないといけない
と言われますが、103万円だけが独り歩きして誤解されている方がいる
ので気を付けましょうという話です。

★ ★ ★ ★本日のテーマ★ ★ ★ ★

● 103万円の壁!誤解していませんか!

■ 概要 ━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 所得税の扶養になる為の要件は、扶養される方の年間所得38万円以下です。
え-、103万円ではないの!!

 103万円というのは、給料で貰う場合です。給料には、給与所得控除
という概算経費が最低65万円あります。つまり、給料で貰う場合には、
収入103万円から経費65万円を控除して所得が38万円となり、扶養に
なれるという事です。

 給料以外の場合(不動産収入・売買や事業による所得etc・・・)には、
所得(収入-経費)つまり利益が38万円以下にならないと扶養にはなれません。

■ 事 例(対話形式)━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

<事例1>
 こんな相談がありました。
(客A)今、流行の太陽光を設置しようと思うんですが、年間100万円位の収入
なりそうです。私は給料が結構あるので税金が高くなりそうなので妻名義にしよう
と思うのですが何か問題ありますかね-?

(山根)確かにその方が御主人の税金が上がらなくていいんじゃないですかね。

    ちなみに、手残り(利益)どれぐらいになるんですか?

(客A)半分以上は残るかな-

(山根)なるほど、じゃ-奥様は扶養から外れますね-どっちが得ですかね-

(客A)え-、100万円以下だから扶養になれるんじゃないですか!?!

(山根)100万円というのは、給料で貰う場合の話です。

    扶養になれるか否かの基準は所得(利益)で38万円以下なんですよ

(客A)そうなんですか-!!100万円以下ならイイと思ってました。

    もう少し考えてみます。

この、相談例では、100万円という数字だけを認識していた様です。

<事例2>
 アベノミクスを象徴するこんな相談がありました。

(客B)妻が、株の売買で、儲かったみたいなんですが、何か問題ありますか?

(山根)いいですね-、どれ位儲かったんですか??

(客B)500万円位ですね-、なので今年は扶養からも外れちゃいますね-!!

(山根)取引口座は特定口座にされてますか-?

(客B)え-特定口座で税金も引かれてるみたいです。

(山根)なるほど、特定口座で源泉徴収されてれば、いくら儲けても奥さんの
    所得として認識しなくていいんです。なので、奥様は扶養になれますよ。

(客B)あ-聞いて良かった。危く妻の所得を500万円で会社に申告する所でしたよ!!

この事例では、特定口座の仕組みを知らず、
ただただ100万円という数字が頭にあった様です。

■編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 今回のお話は、中途半端な理解は良くないという事です。税務判断には、
今回の様に売上なのか所得(利益)なのか取扱いが変わる事があるので、
正しい認識をしておかないと失敗する事があります。

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