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あさぎり通信「税務の落とし穴第7弾」

2015.01.05 | お役立ち情報

  新年明けましておめでとうございます。
 あさぎり会計事務所の税理士の山根です。
  去年始めたメルマガも皆様方の温かい声援のおかげで1年間続け
 る事が出来ました。
  今年も頑張って書き続けますので引き続き宜しくお願いします。
  
  さて、新年1回目のテ-マですが、好評の「税務の落とし穴」シ
 リ-ズです。
  
  いよいよ今年から始まる相続税の2015年問題(大増税)に備えて
 節税対策をするのは世の常、人情です。
  数ある節税方法の中でシンプルで非常に効果の高い「養子縁組」
 に関する話です。
 
  
■ 概 要 ━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
 (2015年問題とは)
 
  今更ですが、2015年問題とは、実に50年ぶりとも言われる相続
  税の改正(大増税)ですが、大きく問題が2つあります。
 
  〇 1番目は、新聞等で何度も報道されているのでご存じの方も
   多いと思いますが基礎控除額が6割に引き下がる事です
 
  ○ 2番目は、相続で取得した不動産を売却した時の税金が、上 
   がる事です
    この2番目に関してはあまり報道等されていないので、納税
   資金を不動産の売却で予定されている方は注意が必要です。
   今回は長くなるので詳しい説明は省きますが、「相続税の取得
   費加算」の縮小と覚えておいて下さい。

 (養子縁組の効果とは)
 
   相続税の節税対策として「養子縁組」はよく使われるし、我々
  もよく提案するのですが、その真意とは・・・
   まず、何がイイかというと費用や手間がかからず大きな効果を
  もたらすという事です。
  
  効果の高い順に
   ○ 税率の引き下げ
   ○ 基礎控除額の増加
   ○ 生命保険金等の非課税枠の増加

   特に、税率の引き下げに関しては、相続財産の多いご家庭では
  効果が絶大です。
   相続税は累進税率なので、相続財産が多くなればなる程、税率
  が上がり、税金が高くなるのですが、養子縁組によりこれを緩和
  する事が出来るからです。
  
    
■ 落とし穴 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
  
 「養子縁組」にするパタ-ンでは、長男(子)の配偶者か、孫を養
 子にするのが多いのではないかと思います。
 
  今回の落とし穴は未成年の孫を養子にした時の注意点です。
 
(1)落とし穴その1
  
  孫の取得分については相続税が2割増しとなる。
   ⇒1代飛ばすためのペナルティ-でしょう
  
(2)落とし穴その2
   
   まず前提として、養子縁組をすると親権は養親(祖父・祖母)
  に移動します。    
   遺産分割協議には、原則として相続人全員が参加する必要があ
  りますが、相続人の中に未成年者(孫)がいたら、未成年者の養
  親が、法定代理人として遺産分割協議に参加します。
   
   今回の様なケ-スで、祖父に相続があった場合に遺産分割協議
  に参加するのは誰でしょうか??

   配偶者(祖母)と子ですが、子の中には未成年者(孫養子)が
  います。祖母は配偶者としての立場(権利)と親権者(孫)の立
  場(権利)として参加します。
  
   でも何か変ですよね!!
  この様に両者の利害が相反する遺産分割協議は認められません。

   そうなると、孫を代理する特別代理人という人を家庭裁判所に
  申立て、更に、遺産分割の内容について許可を受けなければ遺産
  分割を行う事が出来ないんです!!
   しかも、遺産分割の内容については、孫の法定相続分を確保さ
  れたものでなければ許可が下りないといのが裁判所の一般的な取
  扱いになっています。 
  
   許可が下りないという事は遺産分割が出来なくなる。
   更に、この許可が下りるのも1~2ヶ月以上かかる。

 ○ 相続税の申告期限は10ヶ月以内
    ⇒上記の様なケ-スでギリギリで遺産分割協議をすると申告
     期限に間に合わない
      ⇒申告期限に分割が間に合わないと配偶者控除の特例等
       が使えなくなる
        ⇒税金が高くなる
       
 ○ 遺産分割がまとまらない
    ⇒これが一番ヤバイ、でかい
     相続税の節税目的の為に、頭数を増やしただけのつもりが
     その孫にも取り分が行ってしまうともめる可能性大!!

  今回、(1)の話は有名ですが、本当にお伝えしたかったのは(2)
 の話です。

(3)落とし穴1の対処方法

 1代飛ばせて相続出来るので、トータルの税金等を総合的に勘案し
 て遺産分割行う

(4)落とし穴2の対処方法

 ○ 孫がすくすく育つのを待つ
    ⇒未成年の場合に問題となり、成人になれば関係ない

 ○ 遺言書を作成する
    ⇒遺産分割の必要がなくなる

■編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
  今回のテーマも事前に知っていれば対処出来る話ですが、後で分
 かるとトラブル必至です!!!

 人間、後だしジャンケンには非常に抵抗感がありますからねー

 また、弊所では、弁護士、司法書士と一緒に事案に対処する為に、
 節税(税務)以外の事にも幅広く対応する事が出来るため、今回の
 様な情報発信が可能となっています。

 相続問題は、民法等が大きく絡む場合があるので税理士だけの意見
 ・知識で進めると思わぬ「落とし穴」があるかもしれませんので気
 を付けて下さい。 

  最後に、2015年問題に対処する為に、「あさぎり相続コンシエル
 ジェ」(仮称)を春頃創設予定です。
  現在、サ-ビス内容を検討中ですが、創設後にはご案内のメ-ル
 を配信します。

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