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あさぎり通信「税務の落とし穴第6弾」

2014.12.03 | お役立ち情報

  おはようございます。
 あさぎり会計事務所の税理士の山根です。
 今年も早いもので残すところ後1ヶ月となりました。
 私からのメルマガは本年度最後です。

 今年最後のテーマを何にしようか色々考えましたが、税務の落とし穴
 シリ-ズにしました。
 内容は、Vol.07(7/7配信)で配信しましたが、「相続時精算課税制
 度」で前回の補足です。
  
■ 概 要 ━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
 「相続時精算課税制度」は、贈与税の特例ですが、65歳以上の親か
 ら20歳以上の子供が贈与を受けた場合に2,500万円まで非課税(超
 えた部分は20%の税金)というものです。
  この制度の特徴としては、
 ○ 1度利用すると、「暦年贈与」に戻れない
 ○ 相続が発生した時に、贈与時の金額を相続財産として持ち戻し
  相続税の計算を行う
    
■ 落とし穴 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
 ○ この制度を1度利用すると、暦年贈与(110万円)が使えない
   
 ○ 前回も触れましたが、遺留分の問題
    ⇒相続発生時に贈与時の金額で持ち戻す為、財産の価額が上
    昇した場合に、相続税の節税にはなるが、遺留分の金額は増
    えてしまう
   
 ○ これも前回、触れましたが、息子が先に死ぬと同じ財産に2回
   相続税がかかる

 ○ 贈与した財産が相続発生時に、贈与時より大きく価額が下落し
   ていた場合に、他の相続人からクレ-ムが出る可能性がある
    ⇒相続発生時には贈与した財産の価額が下落しているにもか
    かわらず、相続税の計算上は贈与の時の高い金額を持ち戻す
    為、その結果、相続税額の総額が増えてしまう
    
    要らん事、この制度なんか使わなければ、相続税の総額は安
    くなっていたのに・・・みたいな
 
 ○ 贈与で財産をもらった人が、相続発生時までに全部使って持っ
   ていなかったら、他の相続人が相続税を納付しないといけない
    ⇒相続発生時に贈与財産を持ち戻して相続税を計算し、その
    贈与を受けた人はその金額に相当する相続税の納税をしなけ
    ればならない
     が、実際にはお金を使っていて税金が払えない!!!
    
    相続税には連帯納付義務という制度があり、他の相続人が肩
    代わりしないといけなくなる・・・
     
■編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 
  今回、改めてこのテ-マを選んだ理由は、来年から始まる相続税
  の大増税に備えて、相続財産を減らそうと、この「相続時精算課
  税制度」を利用する方が増えるかもしれないと思ったからです。
  
  前提条件として、相続税のかからない方には、今回の話は、無関
  係なので利用して頂いて問題ないですが、相続税のかかる方は、
  利用すべきではないですね。
  
  とにかく、不確定要素が強すぎる!!!
  先の事は分からない!!!
 
  贈与をするなら「暦年贈与」にしましょう。

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